都立野川公園

 ゆったりとして、細長い芝生が何本も走る野川公園は、もともと隣接する国際基督教大学のゴルフ場でした。その土地を東京都が購入し、1980年6月に都立公園として開園しました。

 大部分が調布市に含まれるこの公園は、都道246号線(通称「東八道路」)によって南北に分断されています。都市計画によって分断されたとはいえ、この道路を挟んでの両エリアは、まったく別の性格付けができています。面積の多くを占める南側は、ゴルフ場の跡をそのまま利用した大きな芝生と、その芝生を隔てる樹木帯によって構成される広々とした風景が見られます。

 道路の北側は、公園の名前の由来である野川を中心とする、水を中心としたエリアです。公園の北側の境界は国分寺崖線の緑があり、そこからは豊富な湧水が数カ所から流れ出して野川に注ぎ込みます。その湧水の豊かさから、野川の北岸にはバードサンクチュアリが設けられるなど、動植物が保護されており、カワセミの姿を見ることもできます。国分寺崖線の崖上には、国際基督教大学の豊かな森が広がっています。

 

都立野川公園

場所 調布市野水1丁目・2丁目、三鷹市大沢2丁目・3丁目・6丁目、
小金井市東町5丁目
交通 西武多摩川線 新小金井駅 または多磨駅 徒歩15分
特記事項 東京の名湧水57選国分寺崖線の湧水)
関連ページ →東京都公園協会ウェブサイトの野川公園ページ

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