日本を代表する花木。多くの品種があるが、単にサクラと言う場合は江戸時代にはヤマザクラ、現代ではソメイヨシノを指す。これはエドヒガンとオオシマザクラの交配種と言われている。樹勢があり、成長が早いが、病害虫にとても弱い。そのため、樹齢100年を越す古木に出会うことは希である。
市内では他にカンヒザクラ、カンザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラ、ヤマザクラ、サトザクラ、ウワミズザクラ、イヌザクラなどがみられる。
意外なサクラの穴場は東京農工大学。府中キャンパスの国分寺街道寄りにサクラの庭がある。様々な品種があるため、全体として花の時期が揃わず、華やかさに欠ける気がするが、緑の花をつけるウコンなど珍しい品種もある。