本願寺のケヤキ

 当ウェブサイト開設のきっかけとなったのが、このケヤキです。ある日、いつもと違う道を通ろう、と思って入った道沿いでこのケヤキが待っていたのです。この日以降、私は府中市の樹木に興味を持つようになりました。

 この本願寺が建つ崖線(ハケ)の上には、甲州街道以前の古い道があります。かつて木材を江戸へと流した筏乗りたちが、帰路に使ったといわれる「いききの道」です。今でもこの古道は調布付近の多摩川から府中市街へと通じています。ハケの緑に被われた細い道沿いに、本願寺はあります。

 その門前、サイカチの樹と並んでそびえるのが、このケヤキです。下から見上げた時の感動は何とも言えないものでした。その樹皮の鮮やかさや、大きく広げた枝振りは、ケヤキの大樹が多い府中市でも独特で力強さがあります。

 ハケの木々が芽吹き、緑に染まると、ハケ下の団地からは周囲の緑とケヤキの葉の境がなくなってしまいます。しかし、ひときわ高くそびえるケヤキの部分だけは、緑が空につきだしています。

 この本願寺には、ケヤキに寄り添うように立つサイカチの古木と、寺門の内側に大きなサルスベリがいます。隣の八幡神社にも府中の名木百選に選ばれているスダジイがいます。

 

本願寺のケヤキ

場所 府中市白糸台5丁目20番地の3 本願寺
交通 京王電鉄 武蔵野台駅 徒歩5分
樹のデータ 幹周3.8m 樹高約22m
所有者 本願寺
保護制度 指定なし(府中の名木百選)

府中の名木百選選定木 幹周3m以上の樹木 Mapionで場所を確認する。


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