大津家のカヤ
府中駅を出て、南側のペデストリアンデッキを進むと、左手のごみごみとした市街地の中にぽつんと立つ緑の濃い樹があります。これが大津家のカヤです。再開発が進む街中に取り残されたカヤの樹は、ペデストリアンデッキから眺めると、背景に100mの高層マンションが見えることもあって小さく見えますが、近くから見るとかなり大きな樹であることが分かるはずです。 大津家のカヤの前には小さな祠が建っています。どこの街でもそうですが、古い家にはたいてい、その家が祭る祠があります。この祠もそのようなもののひとつで、かつて大津家がここにあり、この祠とカヤの樹を祭っていた証です。現在でも祠は手入れされていて、いつ見ても新しい米とお神酒が備えられています。
大津家のカヤ
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場所 |
府中市宮町1丁目9番地の4 |
交通 |
京王電鉄 府中駅 徒歩3分 |
樹のデータ |
幹周3.5m 樹高約20m |
所有者
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(個人) |
保護制度 |
指定なし(府中の名木百選) |
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