青渭神社のケヤキ
『市天然記念物 青渭神社のケヤキ
所在 深大寺元町5丁目17番地10
指定 昭和47年4月10日
神社の境内、拝殿の右前方、道路に近く鳥居の横にある。幹は目通りおよそ5.5メートル、高さ34メートル。樹齢数百年の老樹であるが、現在なお樹勢旺盛である。
ケヤキは古名では槻(ツキ)といい、『新編武蔵風土記稿』に「社ノ傍ニ囲一丈五尺アマリノ槻ノ老樹アリ」と、また『江戸名所図会』にも「社前槻の老樹あり、数百余霜を経たるものなり」などと見えて、文化文政の頃からすでに目立つ巨木であった。
なおケヤキは武蔵野の防風林として特色を持っている。また、社前を「池の谷戸」とよばれ昔は青波をたたえていたという。この附近から主として縄文時代中期の土器が発見され、殊に打製石斧が多量に出土したのでその製造所があったと推定されるなど、古代人の住居跡である。
平成6年3月30日 調布市教育委員会』
ここの写真ではひょろっとした感じですけど、根元から見ると結構太いです。「波の谷戸」ってのは、今の都立農業高校神代農場のようですね。波立つほどじゃないけど、湧水池があります。たぶん、このケヤキが地下水の水みちをつくっているお陰で湧いてるんだと思います。
青渭神社のケヤキ
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場所 |
調布市深大寺元町5丁目17番地の10 青渭神社 |
交通 |
京王電鉄 調布駅からバス「青渭神社前」下車 |
樹のデータ |
幹周5.5m 樹高約34m 推定樹齢5〜600年 |
保護制度 |
調布市指定天然記念物 |
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