多磨霊園のトチノキ並木

 多磨霊園は公園墓地として計画されたため、全体が広大な緑地となっています。もともとあった武蔵野本来の植生であるアカマツなどのほかに、計画的に植樹されたサクラの並木などがあり、それらは長い年月をかけて調和した景観を作り上げています。

 ここに挙げたトチノキの並木も、多磨霊園の代表的な景観の一つとして、「府中の名木百選」に選ばれています。また、東京全体を見渡しても、この並木はトチノキのものとしては最大の規模をもっているそうです。並木は霊園の西門をくぐって150mほどのところから、まっすぐ東へ伸びる道に沿って約500mにわたって続いています。夏にはその厚い葉で涼しい木陰をつくり、秋には黄金に染まって楽しませてくれます。

 

多磨霊園のトチノキ並木

場所 府中市多磨町4丁目 都立多磨霊園
交通 京王電鉄 多磨霊園駅から武蔵小金井駅行きバス「霊園中央20号地」下車歩5分
または京王電鉄 府中駅から東府中駅経由武蔵小金井駅行きバス「浅間郵便局」下車歩10分
樹のデータ 最大で幹周1.6m 樹高約12m
所有者 東京都
保護制度 指定なし(府中の名木百選)

府中の名木百選選定木 Mapionで場所を確認する。


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