小田原城址本丸のクロマツ

 小田原駅の南西、小高い丘の上に小田原城があります。本丸の跡には天守閣が復元されていて、ゾウ舎もあったりします。

 その本丸の南西の端、大きなクロマツがいます。幹は斜めになっていて、支えがついています。枝は、樹の大きさに比べてあまり多くはありませんが、健康状態が悪いようには見えず、城下からの眺めは迫力を感じます。

 天保年間の古い資料には、ここには7本の老松があった、と書かれているそうですが、現在はこの1本しか残っていません。近年松枯れ病が猛威を振るっていることを考えると、この老マツが今でも健康な姿で残っていることは、貴重なことであると思います。

 

 

 

小田原城址本丸のクロマツ(小田原城跡本丸の巨松)

場所 神奈川県小田原市城内6番地
交通 JR東海道本線・小田急小田原線 小田原駅 徒歩15分
樹のデータ 幹周5.3m 樹高約30m 推定樹齢400年
保護制度 小田原市指定天然記念物 (かながわの名木100選)

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