深大寺のイヌシデ
『市天然記念物 深大寺のイヌシデ
所在 深大寺元町5-12
指定 昭和56年3月10日
イヌシデは別名シロシデ、ソネともいわれ、カバノキ科の落葉喬木で武蔵野の雑木林を代表する樹種である。雌雄同株で五月頃に新葉よりも早く開花する。雄花は黄褐色の尾状花穂で、前年の小枝から長く垂れさがる。雌花の花穂は淡緑色で新枝につき、花穂の長さは4〜8センチである。イヌシデのイヌ(犬)は紐状の花穂の形から名付けられたという。
この3本のイヌシデは目通り幹囲2.54メートル、2.11メートル、1.72メートルの巨木で、深大寺の山門とともに幕末期の寺の火災を免れた大木である。
平成10年3月30日 調布市教育委員会』
深大寺のバス停前の公衆便所の左手に写真の2本があります。3本とありますので、もう1本があるのですが、これはおそらくさらに左手奥に進んだところにある1本だと思います。写真の2本とも、根元の状態があまりよくないのが気がかりです。
深大寺のイヌシデ
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場所 |
調布市深大寺元町5丁目15番地の1 深大寺 |
交通 |
京王電鉄 調布駅またはつつじが丘駅からバス「深大寺」下車 |
樹のデータ |
幹周2.54m/2.11m/1.72m |
保護制度 |
調布市指定天然記念物 |
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