新宿御苑のユリノキ

 新宿御苑は、江戸時代に高遠藩の下屋敷だったところを明治政府が近代農業試験場として使用し、宮内省の植物御苑を経て戦後、国民公園として開放されました。

 農業試験場だった頃、海外から輸入された多くの樹木がここで育てられ、苗木となって日本各地に広められていきました。したがって、新宿御苑には樹齢100年を越える、巨樹大木の宝庫になっています。

 写真のユリノキも、当時の植栽とされています。広大な芝生広場の中央に3本、寄り添うように立っています。それぞれがかなり太いユリノキが3本寄り添っているのですから、その景観は目を引き、新宿御苑のシンボル的存在になっています。

 

 


ユリノキの名の由来は、
5月頃咲く花の形から来ていますが、
これはどう見てもユリというより
チューリップですよね。
英語名もチューリップツリーというそうです。

 

新宿御苑のユリノキ

場所 新宿区内藤町 新宿御苑
交通 営団丸の内線 新宿御苑駅 / 都営新宿線 新宿三丁目駅 各徒歩10分
保護制度 環境省国民公園 →新宿御苑のウェブサイト

Mapionで場所を確認する。


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