神宮外苑のイチョウ並木を訪れるために、新宿から自転車で走っていると、途中の交差点脇に、ちょっとした神社があるのに気づきました。私はこういう時、必ずといっていいほど立ち寄ります。なにかいそうな雰囲気がプンプンと臭ってくるのです。
私の勘は大抵外れません。見ると、「鳩森八幡神社」とあります。聞いたことのある名前です。入ってみると、やっぱりいました。幹周3〜4mクラスのイチョウが3本。これはちょっとしたイチョウのスポットといえるでしょう。
「鳩森八幡神社前」交差点側から境内に入ってすぐ目の前にいるのが、左の写真のイチョウ。真っ直ぐな主幹に、枝がたくさん伸びていて、気根も出てきているところです。
左は境内東側の道路歩道にはみ出しているイチョウ。このイチョウの境内側には東京都の有形民族文化財に指定された富士塚があります。イチョウそのものは合体木のようです。根元がアスファルトで覆われ、富士塚からも圧迫されていて、ちょっと可哀相な気がします。
右は社殿北側の児童公園にいるイチョウ。いずれのイチョウもそうですが、とても元気な樹ばかりでホッとさせられます。