地蔵院のカヤ

 あきる野市の地蔵院で有名なのは、本堂裏手の崖地にいるカゴノキですが、こちらのカヤも注目したい樹です。

 本堂正面の駐車場前にいる、3株立ちのカヤです。当サイトでもカヤは多く紹介していますが、すべて1株立ちのもので、はじめて出会ったとき、3株というのは珍しいなあ、と思ったものです。

 樹高もそれほど高いものではなく、1株1株は太くもありません。しかし、この樹の印象は、樹の前に安置された地蔵尊や祠を含めて、非常に穏やかな雰囲気があります。

 

 

 

 

 地蔵院にはカヤとカゴノキのほかに、旧秋川市が選定した「秋川市名木巨木百選」に選ばれたタイサンボク、タラヨウ、エドヒガンザクラがいます。カゴノキの正面にいるサクラの樹がエドヒガンザクラのようで、タイサンボクとタラヨウはカヤの近くにいます。そちらにもぜひ会っていってください。

樹のデータにある幹周は、3株の合計と思われますのでご注意ください。

 

 

地蔵院のカヤ

場所 あきる野市雨間1101 地蔵院
交通 JR五日市線 東秋留駅からバス「東雨間」下車歩5分
樹のデータ 幹周7.9m 樹高約16m (1988年環境庁全国調査)
保護制度 あきる野市指定天然記念物

Mapionで場所を確認する。


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