小平神明宮のケヤキ

 都内でも屈指の大きさと美しさを持つ、竹内家の大ケヤキからわずか200mほど西側、青梅街道沿いにある鳥居の脇には幹周4mほどの太さがあるケヤキがいます。

 ケヤキの後には、青梅街道と平行するように用水路が流れていますが、その用水路沿いにも数本のケヤキが狭い間隔で並んでいて、その大きさと並び具合にはちょっと驚かされます。

 一体ここはどうなってるんだろう、と鳥居をくぐると、南北に伸びる参道は鬱蒼としていて、その両側に不均等にケヤキが立ち並んでいます。その1本1本の太いこと。ほとんどが幹周3m前後。そして、背も20m強あり、高い。

 密植されているので、枝の広がりはあまりなく、そのため光を求めて上へ上へと伸びていったのでは、と思わされるところがあります。また、このまま健康に成長していったら、いつかこれらのケヤキは、何本ではなく一枚の壁になってしまうのでは?と思わせるところもあります。

 単木の樹として会いに行くには少々物足りないかも知れませんが、雰囲気のあるケヤキの密植として、竹内家の大ケヤキとともに会いに行ってみてください。

 

小平神明宮のケヤキ

場所 小平市小川町1丁目2574番地 小平神明宮
交通 西武拝島線 東大和駅 徒歩20分
 または同駅・JR立川駅からバス「小平三叉路」下車
保護制度 小平市保存樹木

Mapionで場所を確認する。


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