都内でも屈指の大きさと美しさを持つ、竹内家の大ケヤキからわずか200mほど西側、青梅街道沿いにある鳥居の脇には幹周4mほどの太さがあるケヤキがいます。
ケヤキの後には、青梅街道と平行するように用水路が流れていますが、その用水路沿いにも数本のケヤキが狭い間隔で並んでいて、その大きさと並び具合にはちょっと驚かされます。
一体ここはどうなってるんだろう、と鳥居をくぐると、南北に伸びる参道は鬱蒼としていて、その両側に不均等にケヤキが立ち並んでいます。その1本1本の太いこと。ほとんどが幹周3m前後。そして、背も20m強あり、高い。
密植されているので、枝の広がりはあまりなく、そのため光を求めて上へ上へと伸びていったのでは、と思わされるところがあります。また、このまま健康に成長していったら、いつかこれらのケヤキは、何本ではなく一枚の壁になってしまうのでは?と思わせるところもあります。
単木の樹として会いに行くには少々物足りないかも知れませんが、雰囲気のあるケヤキの密植として、竹内家の大ケヤキとともに会いに行ってみてください。