都立水元公園のポプラ並木

 水元公園は東京都の北東の端にあります。名前の通り、水の豊かな場所で、小合溜(こあいだめ)という昔の川の流路が取り残されて池になった場所を利用して、水郷の景観をもった公園として整備されました。小合溜の北岸は埼玉県になりますが、こちらも県立の緑地公園として整備されていて、その景観は東京とは思えないものがあります。

 この公園には2つの注目すべき樹木群がいます。ひとつはメタセコイヤの樹林、もうひとつが総延長1.2kmに及ぶポプラ並木です。

 ポプラというと、北海道の広い草原というイメージによく似合う樹ですが、この公園の景観とポプラ並木は、まさに東京の北海道といったイメージそのものでしょう。ゆったりとした風景、青い空の下で眺めるポプラ並木は、なんとも贅沢な風景です。

 近くには葛飾区指定の天然記念物が3件あります。東水元熊野神社のタブノキ、金町駅近くに金蓮院のラカンマキ葛西神社のイチョウ群です。これらもぜひ立ち寄られることをお薦めします。

 

都立水元公園のポプラ並木

場所 葛飾区水元公園
交通 JR常磐線・京成金町線 金町駅からバス「水元公園」ほか下車
樹のデータ 総延長1.2km 226本
保護制度 都市計画公園

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